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F&S事業部 kemmi aida


募集要項・エントリー

これまで培った知見やネットワークを使い、
若手と一緒に広く世界、社会にインパクトのある
プロジェクトを実行したい

CAREER

大手ベンチャーキャピタルにてアジア諸国の投資案件に携わった後、単身ハンガリーへ。二酸化炭素排出削減につながる大型再エネや省エネプロジェクトの資金調達や排出権取引を活用した投資アドバイザリー事業などに取り組む会社を起業。
主な実績は、欧州10か国を交渉相手とした、日本政府の京都議定書による温暖化ガス削減目標値達成のための国家間排出権取引のアドバイザーなど。2022年10月よりVERTEX PARTNERSに参画。

Q.1 VERTEX PARTNERSに入社を決めた理由を教えてください。

入社を決めた理由は
「意思決定の早さ」

欧州で20年以上、公的金融機関や大手エネルギー企業などのクロスボーダー投資・買収・資金調達案件などに関わってきましたが、コロナ禍となり日本への渡航が難しくなったことをきっかけに、高齢化した親のことも念頭に家族の近くにいようと帰国を決意しました。
ベルテクス・パートナーズに入社を決めたのは、気概を持った若い人たちの活躍を手助けしていきたいという私の強い思いとベルテクス・パートナーズの目指す方向が合致していること。加えて、面談をしてからの意思決定の早さも大きなポイントでした。

Q.2 入社してみて、実際どんな会社でしたか?

入社後の印象は
「自らの経験や知識を移植し、若手を育てていく楽しみがある」

コンサルタントは常に勉強をしていかなければならない職種。緊張感と責任感を持って努力を重ね、知らないことは前向きに学習してキャッチアップする能力の高い人が集まる業種ですが、弊社のメンバーは皆さん、その点がしっかりしていますね。そういう方々と仕事ができる楽しみが膨らみました。

なぜなら、世の中を大きく変えていくのはいつの時代も世界どこでも若い人たちです。帰国前に私が一緒に仕事をしていたのは、ヨーロッパのある国の元法務省次官補や、国営電力公社の役員、外交官、投資銀行を経てきた人たちで、自身のネットワークで各国政財官界幹部ともアポイントが取れるような方々です。しかし、彼らは特別な環境で経験を経て年を重ねています。一方でベルテクスには、世の中を変えようと奮闘するそんな気概を持ったメンバーがいます。
そんなメンバーたちに私が培ってきた経験や知識、人脈、ネットワークを引継ぎ、メンバーや会社の成長に寄与していきたい思いがあります。そして、その成長が楽しみです。

Q.3 あなたにとって会社の環境はどんな点が有利に働いていますか?

自身にとって、会社の環境は
「色々なことができる」

京都議定書による温暖化ガス削減目標値達成は当時、7人ほどの部下とともに動いていました。今、弊社には70人ほどの同僚がいます。これだけの人がいれば、もっと色々なことができるだろうと思っています。

物事を動かしていくにはタイミングが大事ですが、日本を取り巻く国際環境を見るに、今こそチャンスだと感じています。何より過去四半世紀に渡り、1980年代までの経験から経済面で日本を警戒し封じ込め策を継続してきたアメリカの方針が徐々に変わっています。この機に、30年間苦汁をなめた半導体分野で日本をよみがえらせたいと考えていますし、円安の今だからこそ海外の知恵や経験を有す資金を日本国内に投資させていきたい。特に日本の食糧安全保障は海外依存が進みサプライチェーンの面では脆弱で、国内は第一次産業従事者の高齢化など課題を抱えています。
こういった様々な課題に対し、今こそお金と技術、戦略性をもって変化を起こしていかなければならず、そういったテーマで案件を選んでいます。社会にインパクトを与えるような大きな案件に、若手と一緒に関わっていけるベルテクスという環境があります。

世界情勢が大きく変わる局面では、若い人にとっても、規模が大きくインパクトのある仕事ができるチャンスです。自分の残りの人生を考えた時、自分の今の生き方が違うのではと魂が囁いているなら、新しいことに挑戦してみたらよいと思います。私たちが掲げる目標やミッション、ハードルは高く険しい道のりですが、やりがいはある環境です。

Q.4 仕事でのポリシーや信条など、大切にしているということを教えてください。

仕事に対して大切にしていることは
「運を味方に付ける」

常に心掛けているのは、運を味方につけることです。そのために必要なポイントが4つあります、1つ目は私利ではなくて公利を追うこと。次に、家族や同僚など周りにいる人を大切にすること。3つ目は怯えない。4つ目は驕らないことです。

とはいえ、私もかつて高慢になってしまったことがありました。日本の京都議定書目標達成のため、欧州各国を相手に史上最大の排出権取引交渉を成功させた後くらいのことです。驕りは人の目を曇らせ正しい判断を奪い、しいては周囲の人との間に距離を作り、機会や”運”が離れていってしまいます。今はその4つを肝に銘じています。

Q.5 クライアント、上司、同僚の方から言われて記憶に残っている言葉は?

記憶に残っているのは
「素朴な村人たちのありがとうの言葉」

20年以上前に、スロバキアのとある山村に招かれて赴いたことがありました。その村では冬になると学校や役場など公共の場所では地域暖房施設からの温水を暖房に使うのです。、旧共産主義時代に設置された50年もののボロボロになった石炭ボイラーを使い続けていましたが、毎冬2週間は故障するため学校や幼稚園が休校になることが街の問題になっていたんです。そのボイラーの改修資金調達に、排出権取引が利用できると期待されて招かれたわけです。話を聞いた段階ではすぐに私たちができることはありませんでした。しかし村の人たちは、村で採れた野菜や子どもたちの歌で精一杯のおもてなしをしてくださり、最後には沢山の6~7歳の児童に囲まれ「今日は助けに来てくれてありがとうございます」と言ってくれたんです。

その時、改めて多くの人が喜んでくれるような仕事をしたいと強く思うようになりました。そして、より多くの人の幸せを考え、自分の仕事やプロジェクトを組み立てていくことが、中長期的に見た時に事業や企業を育て、国を富ませることに繋がっていくのだと感じています。

Q.6 これからの仕事であるいは、これからの人生で実現したい夢を教えてください。

人生で実現したいことは
「1兆円規模の社会的インパクトのあるプロジェクトの達成」

若手を育て、事業や企業、ひいてはこの国を豊かにしていくことを目指していますが、個人的なところでは1兆円規模の資金を運用したプロジェクトを動かしていきたいですね。30代のときに1億ドルほど、40代で10億ドルほどの資金を運用していましたので、次は100億ドル(約1兆円)規模で社会にインパクトのある仕事をしたいとは思っています。そして今は、その仕込みの最中です。こういった規模の大きいプロジェクトを若い人たちと進めていきたいですね。

Q.7 新規プロジェクトへの部下の方の、アサインの考え方や基準などを教えてください。

アサインするのは
「年齢に関係なく、素直で諦めず、冷静な人」

一緒に仕事をしていきたい人は基本として、素直であること。諦めないこと。それから冷静であることです。もちろん、現在の仕事はクロスボーダーなので、英語でのコミュニケーション力があることが前提ですが、素直さは周囲とのコミュニケーションを円滑にしてくれます。要はネットワーキング力につながります。またプロジェクトに必要と感じれば自発的に情報収集をし、学ぶ姿勢も素直さから派生する特質です。 「諦めない」については、仕事に対してだけではなく「自分は所詮この程度だ」「自分にはできない」と思わないという意味も含んでいます。そして「冷静さ」とは、自分の能力や得手不得手などを客観的に判断できる視点を持っていることを指します。もちろん、物事やプロジェクトのリスクを見極めるにも冷静さは求められます。

日本では、そういった若い人たちと仕事をしていきたい。私も人に助けられて生きてきました。その恩を、次は国内外の若い世代の人へと返していきたいのです。

私には日本のビジネスマンがあまり持たないバックグラウンドや実績があります。これから弊社に入社してくる人と、それらをうまく使って一緒に世界、社会全体にインパクトの大きい、おもしろいことをやっていきたいです。普通の日本企業ではできないスケールやネットワークで仕事をする機会を提供します。日本、そして世界の未来に共に貢献していきましょう。

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